このような症状でお悩みはございませんか?
- 胃がじわじわ熱い
- 胃が張る
- 胃が気持ち悪い
- 吐き気がする
- 食欲不振
- 食欲はあるけど胃に違和感がある
- 胃の圧迫感で息苦しい
胃の違和感の原因は病気?
食べ過ぎたとき、飲み過ぎたときなどに、胃が重い感じがしたり、調子が悪いような気がしたりといったことを経験したことのある方も多いのではないでしょうか。
そういった違和感は、通常時間の経過とともに改善・解消し、特別に治療が必要になることもありません。しかし、胃がんや胃潰瘍などの病気を原因とすることもあります。
胃の違和感が続く・強い、食べ過ぎ・飲み過ぎをしていないのに胃に違和感があるというときには、一度当院にご相談ください。
この違和感は胃もたれ?セルフチェック
胃の中に食べ物が溜まっている感じが続く、胃が重い、むかつくといった不快な症状のことを「胃もたれ」といいます。しかし、こういった症状に慣れてしまうと、なかなかその異常に気づけません。
下記のセルフチェックで、今一度あなたの胃の状態を確認してみてください。
- 喫煙習慣がある、副流煙をよく吸う環境にいる
- 仕事などでゆっくり食事を摂れない日がある
- 腹部を圧迫する姿勢であることが多い
- 揚げ物、脂っこい食事が多い
- しばしばストレスを感じている
- 食事はいつもお腹いっぱい摂る
- 食後すぐに入浴する(湯船に浸かる)
- 朝食を抜くことが多い
- アルコールを飲むことが多い
- 空腹時でもコーヒーにミルクを入れない
当てはまった個数 | 危険度 |
---|---|
0個 | 胃に優しい生活ができています |
1~3個 | 近い将来に胃のトラブルを起こす可能性があります |
4個以上 | すでに胃にトラブルが起こっている可能性が高いです |
胃の違和感から考えられる主な疾患
機能性ディスペプシア(FD)
原因となる疾患、内視鏡などで病変が見つからないのに、慢性的な胃痛、胃もたれ、膨満感などの症状がある状態です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
ピロリ菌感染、非ステロイド系抗炎症薬の副作用、ストレス、暴飲暴食、喫煙などによって起こる、胃や十二指腸に潰瘍が生じている状態です。
空腹時や食後の腹痛、タール便、貧血などの症状が見られます。
胃炎
ピロリ菌感染、痛み止めの副作用、飲み過ぎなどによって起こる胃粘膜の炎症です。
腹痛、吐き気・嘔吐、下痢、胃の不快感、食欲不振などの症状が見られます。
胃アニサキス症
アニサキスという寄生虫を持つ魚介類を生または不十分な加熱調理によって食べたときに起こります。
食後2~8時間で、激しい胃の痛み、嘔吐などの症状に見舞われます。
アニサキスは、サバ、アジ、イワシ、イカ、サンマなど、私たちがよく口にする魚介類に寄生しています。
胃がん
ピロリ菌の持続的感染、喫煙、塩分の摂り過ぎなどを原因として、胃の粘膜に生じるがんです。
胃痛、胃の不快感、張り、ゲップ、吐き気、食欲不振、体重減少、貧血などの症状が見られます。ただ、これらの症状がほとんど自覚されないまま進行することもありますので、早期発見のためには定期的な胃カメラ検査が重要になります。
胃けいれん
胃炎、十二指腸炎、急性膵炎、便秘などをきっかけとして起こる症状の1つです。突然、みぞおちのあたりに激しい痛みが発生し、数分~2時間ほど持続します。
当院で行う胃カメラ検査
胃に違和感を覚えたけれど、特に身近に思い当たる原因がない(食べ過ぎ・飲み過ぎをしてない)というときこそ、病気の可能性を疑い、胃カメラ検査を受けることが大切になります。なんてことのない症状だと思っていたのに、胃がんなどの重い病気が見つかるということもあります。
もちろん、必ずすぐに胃カメラ検査を行うというわけではありません。問診から始まり、お身体の状態を診て、必要と判断したときに胃カメラ検査をご提案しますので、胃の違和感が強い・続くという方は、あまり気負うことなく、お気軽にご相談ください。
なお当院では、苦痛の少ない経鼻内視鏡による胃カメラ検査を実施しております。